育毛剤の効果
育毛剤にはさまざまな種類と効果があります。
ここでは、育毛剤の主な効果を紹介します。
頭皮の血行促進
頭皮の血行が良くなると、毛乳頭から毛母細胞へスムーズに栄養を行き渡らせることができます。
栄養を与えられた毛母細胞は活性化し、分裂・増殖を繰り返し、毛髪形成を活発に行います。
血行促進作用のある成分の代表は、ミノキシジルや塩化カルプロニウムです。
ミノキシジルは、高血圧症の治療薬に用いられていましたが、副作用で多毛症になる人が多かったため、現在は高血圧の薬には用いられずに、育毛剤に使用され、発毛効果が期待されています。
塩化カルプロニウムも血流を増加する作用があるので、円形脱毛症の治療薬とし使用されています。
ミノキシジルを主成分とした育毛剤には、「ロゲイン」、「リアップ」があり、塩化カルプロニウムでは「カロヤンガッシュ」が有名です。
男性型脱毛症の原因を抑制
男性型脱毛症は、男性ホルモン「テストステロン」と酵素「5-αリダクターゼ」が結合し、「ジヒドロテストステロン(DHT)」というホルモンが作り出されることによって起こります。
5-αリダクターゼの作用を阻害することにより、DHTの発生を抑えることができます。このような効果が期待できる成分は、「フィナステリド 」で、内服薬の育毛剤「プロペシア」に使用されています。
皮脂分泌抑制と保湿効果
皮脂分泌が過剰になると、毛穴の詰まり、毛根の働きが鈍くなります。
その結果、発毛障害をおこします。
皮脂分泌の過剰を防ぐには、グリチルレチン酸やニンジンエキス、クララエキスが有効です。
育毛剤の安全性
育毛剤に含まれている成分で、副作用を起こす可能性のある成分は、ミノキシジルとフィナステリドです。
これらには、初期脱毛や精力減退などの副作用が見られる場合もあります。
その他の成分においても、頭皮に炎症を起こしたり、体調不良になったりなどの副作用が見られる場合もあります。
特に産前産後の方、高血圧の方、敏感肌の方は注意が必要です。
安全に育毛剤を使用するためには、成分表示をチェックし、無添加のものを選ぶことをおすすめします。