抜け毛のメカニズム
髪の毛には、頭を保護すること以外に、体内に溜まった毒素を髪の毛と共に体外に排出する役割があります。
抜け毛の一番の原因は、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンで、5-αリダクターゼという酵素の働きにより、ジヒドロテストステロンに変化し、その影響で抜け毛が起こります。
5-αリダクターゼは皮脂腺に含まれています。
皮脂の分泌が過剰になると、頭皮に炎症を起こしたり、埃とともに酸化して固まり、毛穴を塞ぎます。その結果、髪の毛が抜けやすくなります。
髪が抜け新しい髪が生える
頭皮の中には、毛根と呼ばれる、髪の元になっている部分があります。
その毛根は頭皮の毛包の中から生えてきています。
新しい髪の毛を作る栄養分は、毛細血管を流れていき、「毛乳頭」と呼ばれる部分に運ばれます。毛根の根元のふくらんだ部分の中心のことを毛乳頭、根元の丸い部分は「毛球」と呼びます。毛乳頭に運ばれた栄養分により、新しい髪の毛が作られます。
髪のサイクル
髪には成長期、退行期、休止期を繰り返す「毛周期」というサイクルがあります。これにより、古い髪が抜け、新しい髪が生えてきます。
個人差はありますが、成長期は3〜6年です。次に退行期に入ります。期間は2〜3週間で、その後休止期に入ります。休止期に入った髪は、新しい髪に押し出され、自然に抜けます。休止期は、内部で新しい髪を作っている時期です。
1日に抜ける髪の量
栄養が毛乳頭にまで渡り、髪を作る機能が順調に働いているかぎり髪の毛は健康です。
1日に抜ける髪の量は、男性で100本、女性で150本程度と言われています。季節により、変化もあります。休止期を迎えた髪は自然と抜けます。髪の毛のサイクルが正常である限り、新しい髪の毛が育つ準備はできています。
髪のサイクルの異常
抜け毛が多くなったり、異常脱毛の症状がある場合、髪のサイクルが狂っている可能性があります。
髪のサイクルを正常に戻すためにも、原因を突き止め、対策を考えなければなりません。